コンクリートやアスコンを効率よく粉砕して路盤材や基盤材に。現場発生ガラを再資源化する大型自走式破砕機。
独自の大容量<ジョークラッシャ>と、油圧式クラッシャ保護機構により、処理能力が大幅にアップし、大作業量を実現した大型自走式破砕機です!
特徴
自然石やコンクリート柄を細かく破砕する、
自走式破砕機・ガラパゴスのしくみをご紹介します。
自走式破砕機って何?と思われる方もいらっしゃるかも知れません。まずはコマツの自走式破砕機「ガラパゴス」のしくみを簡単にご説明しましょう。
ガラパゴスには「ホッパ」と呼ばれる投入口があります。ここに投入された石が機械中央のジョークラッシャで砕かれ、ベルトコンベアによって反対側から排出されるしくみになっています。
ちなみにジョークラッシャの「ジョー」とは、「あご」という意味です。
破砕機の性能を左右するジョークラッシャ。
新しいBRJGはここがちがいます!
破砕機は、いかに早く・大量の石を砕くかが重要なポイントになります。
そこでBR380JGは破砕作業を効率化するために、クラス最大の大容量ジョークラッシャを導入しました。
負荷設定型セミオートフィーダの採用やクラッシャの回転数アップと相まって、高い処理能力を発揮します
破砕物のサイズを自在に・簡単に設定できる!
画期的な出口セット全自動調整システム。
出口セット全自動調整システム
歯板が磨耗した時でも、ワンタッチで出口スキ間幅をセットできます。セットの仕方はモニタパネルで数値を入力するだけの簡単さ。
さらに異物によってクラッシャが閉塞した場合でも、出口セット全自動調整システムにより簡単に最大スキ間まで広げられるため、異物の除去が容易になりました。
仕様
型式 | BR380JG | ||
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運転質量(kg) | 34,000 | ||
定格出力(kW/rpm)[PS/rpm] | 140/2,050[190/2,050] | ||
寸法 | 全長(mm) | 12,500 | |
全高(mm) | 3,200 | ||
全幅/輸送時全幅(mm) | 2,870/2,810 | ||
シュー幅(mm) | 500 | ||
履帯中心距離(mm) | 2,280 | ||
接地長(mm) | 3,275 | ||
エンジン | 名称 | コマツSAA6D107E-1 | |
型式 | 直噴+ターボ+空冷アフタークーラ | ||
性能 | 供給口寸法(mm) | 1,065×550 | |
出口スキマ調整範囲(mm) | 50~150 | ||
最大供給塊寸法※ | 1,000×900×475 | ||
最適供給塊寸法※ | 475×325×325 | ||
走行速度(km/h) | 3 | ||
登坂能力(度) | 25 | ||
油量 | 燃料タンク(L) | 400 | |
作動油タンク(交換油量)(L) | 112 |
※最大供給塊寸法とは破砕物の向きに注意して投入すれば破砕できる最大の寸法を示します。 また、最適供給塊寸法とは、破砕物の向きに注意する必要のない最大寸法を示します。