環境への配慮と実用性を兼ね備えた次世代の油圧ショベル、ハイブリッドバックホー。
燃料消費量の低減(30%低減/時間:PC200-8N1比)、NOx、CO2排出量の低減を実現させた、地球環境に優しい次世代の建設機械と呼ぶにふさわしい高性能ハイブリッド大型バックホーです。
特徴
信頼性・耐久性に優れたハイブリッドシステムを搭載。
補助エネルギーとして活用します。このハイブリッドシステムにより、大幅な燃料消費量の低減を実現。また、ハイブリッドコンポーネントはすべてコマツ自社開発(キャパシタセルを除く)で、信頼性・耐久性に優れています。
より高い次元の安全・快適・作業性能を実現。
・作業量に応じて低燃費を実現する2つの作業モード。
「Pモード」・・・ 大きな作業量を維持しながら燃費を抑えます。
「Eモード」・・・ 軽作業時に作業スピードを確保し燃費を抑えます。
・省エネ運転をアシストするマルチモニタ。
「高精細7インチLCDモニタ」採用によるマルチモニタに表示される「エコゲージ」でオペ レータに燃費効率をリアルタイムに提示。さらに、エコガイダンスメニューからワンタッチで運転実績・燃費履歴・エコガイダンス記録を確認することができ、トータルでの燃費低減に活用できます。
・作業時の環境対策に配慮。
コマツが長年積み重ねてきた独自のエンジンテクノロジーを結集。 NOXとPMの排出量を大幅に低減し、特定特殊自動車排出ガス2011年基準、北米(EPA Tier4 Interim)・欧州(EU Stage 3B)の排出ガス規制をクリアした新世代のクリーンエンジンを搭載しています。また、高性能排気音サイレンサの装備やエンジン燃焼室形状の改良等で騒音の低減も図られています(国土交通省 超低騒音型建設機械 認定)。
・オペレータの安全を守ります。
万が一の転倒や落下物からオペレータを守る「油圧ショベル転倒時運転者保護構造」を内蔵すると共に、体の大きなオペレータでも余裕の広々としたゆとりのスペースを誇る新設計キャブ。オペレータの安全と快適性の確保を図りながら作業効率を高めます。
アームクレーン仕様
仕様
クラス | 0.7 | |||
---|---|---|---|---|
形式 | HB205-2 | |||
メーカー | コマツ | |||
機械質量(kg) | 19,900 | |||
機体質量(kg) | 15,700 | |||
定格出力(KW/PS) | 104/141 | |||
標準バケット容量 | 新JIS(㎥) | 0.8 | ||
旧JIS(㎥) | 0.7 | |||
標準バケット幅(サイドカッター含む)(mm) | 1045(1,170) | |||
機体寸法 | 全長(輸送時)(mm) | 9,425 | ||
全幅(mm) | 2,805 | |||
全高(輸送時)(mm) | 3,135 | |||
後端旋回半径(mm) | 2,750 | |||
登坂能力(度) | 35 | |||
シュー型式 | 鉄 | |||
作業範囲 | 最大掘削深さ(mm) | 6,620 | ||
最大掘削半径(mm) | 9,875 | |||
最大床面掘削半径(mm) | 9,700 | |||
最大ダンプ高さ(mm) | 7,110 | |||
最大掘削高さ(mm) | 10,000 | |||
最大垂直掘削深さ(mm) | 5,980 | |||
作業機最小旋回半径(mm) | 3,040 | |||
燃料タンク容量(L) | 400 | |||
燃料種別 | 軽油 | |||
バッテリ容量(Ah) | 140 |
※機体質量3トン以上の建設機械の運転には「車輌系建設機械運転技能講習」の修了証が必要です。
※本機は改良のため、予告なく仕様変更することがありますのでご了承下さい。