大幅な低騒音・低振動化で稼動場所を大幅に広げます!
解体・掘削作業にて発生する騒音・振動による周辺環境・労働環境問題の改善に対応する超低騒音仕様SS-box油圧ブレーカ。コスト削減や環境に優しい快適な作業空間の提供を実現します。
※ 装着には、掘削機本体にブレーカー配管が必要です。
特徴
オペレータの疲労を大幅に軽減します!
油圧ブレーカから発生する音と振動を徹底的に追求。
ブレーカ本体を密閉型ボックス構造フレームに特殊ダンパで包み込む静音設計で打撃騒音と振動を大幅に低減しました。とくに不快を感じる金属打撃音(高周波音域)を抑制したことにより、音圧レベルで30%の低減、騒音レベルで約11dB(A)の大幅な低減を実現しました。
そして、ダンパ形状の大型化および特性の最適化を図ったことにより、ブレーカ本体から発生する振動を台車のアーム部先端付近で70%まで、オペレータシート部で30%まで低減しました。この振動抑制効果は、台車の負荷を軽減しオペレータの疲労を低減します。
新型Fx小型シリーズは、スルーボルトレスによるブレーカ本体剛性アップによる振動低減と振動モード解析に基づいたロッドデザインの採用により、アーム部で70%、オペレータシート部で67%低減しました。
優れた破砕力と耐久性で高い作業効率を実現!
ブレーカ本体を保持し、上下方向の振動を吸収するトップダンパに超高耐久性の特殊ポリウレタン樹脂を採用して大幅な耐久性向上を実現しました。
トップダンパとバックダンパでブレーカ本体を確実に保持します。そして、新開発のスキマ調整機構(特許申請中)により、ブレーカ本体のこじり方向のガタが発生しても簡単に調整できるため、つねに最良の状態でブレーカ作業が行えます。
Fx小型モデルでは、トップダンパとバックダンパおよびテーパー形状のフロントダンパによりブレーカ本体を確実に保持する構造です。
ダストプロテクタやピンプラグ・ダストプラグの装着により、フロント部からのダスト侵入をシャットアウトしました。ダンパの磨耗を低減し、ライフの大幅向上を実現しました。
S-box低騒音仕様の場合は、フロントヘッドピンを抜くだけで、現場で特殊工具なしに容易にフロントカバーの交換が可能です。
SS-box超低騒音仕様は、防音ブロックの取外しが必要です。
S-box型フレームでは大型ボルトによる締結を必要としません。点検時の大トルクによる増締め作業が不要です。
仕様
型式 | FX25-SS | FX35-SS | FX45-SS | Fc90 | F22-SS | F35-SS |
---|---|---|---|---|---|---|
総質量(セットプレート仕様)(kg) | 90 | 131 | 175 | - | 1,595 | 2,510 |
総質量(SS-box仕様)(kg) | 126 | 168 | 218 | 520 | 1,675 | 2,615 |
全長(セットプレート仕様)(kg) | 972 | 1,073 | 1,184 | - | - | - |
全長(SS-box仕様)(kg) | 961 | 1,061 | 1,171 | 1,633 | 2,377 | 2,672 |
作動油圧(Mpa) | 10~14 | 12~16 | 12~16 | 12~15 | 16~18 | 16~18 |
所要油量(L/min) | 18~32 | 24~42 | 30~56 | 45~80 | 145~180 | 175~220 |
打撃数(min-1) | 600~ 1,500 |
600~ 1,300 |
600~ 1,100 |
425~ 675 |
360~ 460 |
320~ 400 |
ロッド径(mm) | 45 | 52 | 60 | 90 | 135 | 150 |
バックヘッドガス圧(10度)(Mpa) | 0.7 | 0.9 | 0.9 | 0.9 | 0.9 | 0.9 |
ホース径(mm) | 12 | 12 | 12 | 19 | 25 | 25 |
適用油圧ショベル(新JIS)(m3) | 0.04~ 0.07 |
0.07~ 0.09 |
0.09~ 0.12 |
0.28~ 0.4 |
0.8~ 1.0 |
1.1~ 1.6 |
適合台車(ton) | 1.35~ 2.5 |
1.9~ 3.5 |
3.0~ 4.5 |
6.0~ 9.0 |
19~22 | 26~32 |
※ 装着には、掘削機本体にブレーカー配管が必要です。