地盤改良(じばんかいりょう)とは、建築物、橋梁等を地盤上に構築するにあたり、安定性を保つため地盤に人工的な改良を加えることです。
基礎地盤の改良工法には、置換工法、浅層混合処理工法(表層改良)、深層混合処理工法(柱状改良)、載荷工法、脱水工法、締固め工法、杭工法(鋼管杭工法・既製コンクリート杭ほか 地盤補強会社独自の工法)などがあります。
「浅層混合処理工法(表層改良工法)」とは?
「浅層混合処理工法」は、主にセメント系の固化材を軟弱な地盤の表土と混合・固化させることで、地盤の強度を向上させる工法です。一般に安定地盤(固い地盤)に 対して柔らかい表層地盤(軟弱地盤)が1~2m程度の浅い層になっている場合に多用されます。
「深層混合処理工法(柱状改良工法)」とは?
「深層混合処理工法」は、主に固化材として混練したセメントミルクを柱状にして土中に注入し、固化材と土が固まってできる柱状の杭(コラム)によって建物の基礎を 支える工法です。軟弱地盤の層が比較的深くまで堆積している場合に多用されます。また、より強固に基礎を支える必要がある場合は、深層の安定地盤にまでコラムを到達 させより大きな支持力を得る場合もあります。
「杭工法(鋼管杭)」とは?
「杭工法」は、強固な鋼管杭を軟弱地盤下の硬い安定地盤にまで貫入させ、建物の基礎を支える工法です。軟弱地盤の層が深く、強固な安定地盤が存在する場合に多用 されます。実際に地盤自体を改良する工法ではありませんが、深層混合処理工法で築造したコラムの芯に鋼管を埋設して、より支持力を増すといった地盤改良も併用した 工法も存在します。
イマギイレでは、地盤改良工法のうち、主に「浅層(から中層)混合処理工法」「深層混合処理工法」にご利用頂ける地盤改良機械をご用意しております。
イマギイレが取り扱う地盤改良機械をご紹介します。
容積
1,800リットル
攪拌容積
1,100~1,200リットル
攪拌羽根型式
円筒型タービン式
回転数
120prm
計量方式
ロードセル式
排出弁
250Aエアー式自動弁
電動機
15-4kw-P
容積
2,800リットル
攪拌容積
2,400リットル
攪拌羽根型式
星型タービン式
回転数
17rpm
排出口径
80mmx2
電動機
3.7-4kw-P
吐出圧力
0.99Mpa
吐出量
36リットル/min
電動機
0.4kw
添加剤電源
2.2kw
予備-1電源
3.7kw
予備-2電源
3.7kw
その他
バッチデータ印字機能/最大5品目設定/A・B 2種配合切換機能/ハッチ方点検口(ミキサー)/配電盤 1面搭載
外形寸法
3,145mm(最大)
2,675mm(運搬時)
×3,750mm(L)×2,238mm(W)
プラント部分
4,000kg
3連プランジャー式ピストンポンプ
インバーター制御または
VSモーター制御
440リットル/min
2.5MPa
100mm
100mm
22kw
65mm 2.5inch
50mm 2inch
1,135×1,280×2,000
1,650kg
イマギイレの取り扱い商品が適用できる代表的地盤改良工法の一覧を掲載します。