Compensation 保険・補償制度

保険制度

当社のレンタル商品には、下記の保険を付保しており、万一の事故に備えております。保険料はレンタル料金に含まれています。
再レンタル商品(当社が他社より賃借し、お客様に転貸した商品)につきましては、その商品を所有する会社が付保した保険を適用させていただきます。
レンタル商品の破損・盗難などの損害に対する補償につきましては、【補償制度】への加入が必要になります。

補償内容

  • レンタル商品の使用中における第三者への賠償、および搭乗中の事故による死傷に対する補償が対象です。
  • 引受保険会社の規定に基づき、下表の補償金額を限度としてお支払いします。お客様のご負担金が発生する場合があります。
  • 保険会社より保険金が支払われない事故につきましては、全額お客様のご負担となります。

用語の説明

対人賠償保険
自動車事故により、他人を死傷させて法律上の損害賠償責任が生じた場合に、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の補償額を超える部分に対して支払われる保険
対物賠償保険
自動車事故により、他人の自動車や建物などの財物に与えた損害に対して、法律上の損害賠償責任を負った場合に支払われる保険
搭乗者傷害保険
運転者や同乗者など、自動車に搭乗中の人が事故によって死傷した場合に支払われる保険

  • お客様およびお客様の現場において同様の保険に加入されている場合、その保険を優先させていただきます。
    • 同様の保険とは、工事保険、各種賠償責任保険(請負賠償責任保険など)、労働者災害保険(労災保険)などを指します
  • 人身事故の場合、自動車賠償責任保険(自賠責保険)、労働者災害保険(労災保険)、労災上乗せ保険を優先して使用させていただきます。
1.事故が起きた場合の連絡先

▼【登録ナンバー付き】商品での事故
引受保険会社 あいおいニッセイ同和損害保険 事故受付ダイヤル 【0120-395-024】 受付:24時間・365日対応

  • 当社の各営業所フロントにて「事故受付ダイヤル」カードを無料で配布しておりますので、ご活用下さい。
2.示談について

▼【登録ナンバー付き】商品での事故
過失無しの場合を除き、保険会社にて示談の代行を行いますので、当事者間での示談は行わないで下さい。

▼【登録ナンバー無し】商品での事故
示談につきましては、必ず当社とご相談の上、お客様で進めていただきます。当社に相談なく示談された場合、補償できない場合があります。

補償の対象とならない主な損害

  • ( 1 )使用者の故意または重大な過失および法令違反・公序良俗に反する行為によって生じた損害
  • ( 2 )戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴動によって生じた損害
  • ( 3 )機械などの油、燃料などの汚染物質を流出し、海・河川・湖・沼などに与えた損害
  • ( 4 )事故現場からの事故車両および機械の引上げに伴う経済的損害(入替費用、移動費用、人件費、クレーン費用、レッカー費用、保管料など)
  • ( 5 )レンタル商品の故障により生じた二次的損害(人工代や工事の遅延による違約金などの経済的損害など)
  • ( 6 )申込者と第三者との間の特約によって加重された賠償責任を負担することによって被る損害
  • ( 7 )使用者が請負っている工事対象物そのものに対する損害(元請会社などから支給された資・機材などに与えた損害を含みます)
  • ( 8 )使用者の業務に従事中の使用人に対する損害
  • ( 9 )使用者と死傷した被害者が会社同僚、下請け、家族(父母・配偶者・子供・同居の親族)の場合の損害
  • (10)使用者、下請け、家族(父母・配偶者・子供・同居の親族)が所有・使用・管理する財物(リース・レンタルなどの受託物を含む)に生じた損害
  • (11)レンタル商品の使用に伴う振動に起因する事故・損害および土地、建物への損害、地盤沈下、地下水にかかわる損害
  • (12)危険度の高い現場で漫然と作業を行ったことによる損害
  • (13)機械の能力を超えた過負荷運転や、機械の特性を理解・把握せずに、無理・乱暴な使用によって生じた損害
  • (14)騒音、塵埃(じんあい)、排気、排水による損害
  • (15)事故発生の原因が曖昧で、正確な事故の発生状況が確認出来ない損害
  • (16)当社のレンタル約款に違反した場合の損害
  • (17)当社が加入する引受保険会社の保険約款および特約で規定する免責事項に該当する損害

補償制度(有料)

補償制度は、当社所定の補償料をお支払い頂くことで、当社のレンタル商品に生じた損害に対し、お客様の負担を軽減する制度です。
補償料は、商品ごとに1日当たりの金額が設定されております。商品ごとの補償料につきましては、当社担当営業所へお問い合わせください。
ただし、一部補償制度対象外の商品がございます。
再レンタル商品につきましては、その商品を所有する会社の補償制度及び同様の制度を適用させていただきます。
補償制度に加入されず、レンタル商品に破損又は盗難が生じた場合は補償制度の適用外となり、実損額又は新品購入価格をご請求させていただきます。

補償内容

  • 偶然な事故による、レンタル商品の部分損・全損・盗難が補償の対象です。
  • レンタル商品に発生した損害に対するお客様の賠償責任は、下表に定めるお客様負担金額に限定されます。

1.「全損」とは

  • 事故または破損などによる損傷が酷く、現状回復・修復ができないと当社が判断した場合をいいます。
  • 修復ができる場合でも、新品購入価格の80%を超える場合等は、「全損」と判断させていただくことがあります。

2.「お客様負担金額」とは

  • 損害額のうちお客様に実費でお支払いいただく一部負担金のことで、1事故ごとのご請求となります。

3.その他

  • 以下の場合は、お客様負担金額を2回目より2倍、3回目以降は更に増額させていただきます。
  • (1)お盆・年末年始の休暇中に盗難事故が発生した場合
  • (2)1年以内に、同一現場で同一商品による2回以上の事故が発生した場合

補償の対象とならない主な損害

  • ( 1 )台風や大雨による、洪水、土砂崩れなどにより生じた損害(水没を含む)
  • ( 2 )潮風や海の波しぶきなどの塩害による損害
  • ( 3 )使用者の故意または重大な過失、および法令違反行為によって生じた損害
    • ①無免許、無資格者、酒酔い、酒気帯び、麻薬および危険ドラッグ等の違法使用による運転中の事故及び損害
    • ②法令で定められた始業前点検、日常点検、などを怠ったために生じた損害
    • ③過積載、積荷の不完全な固定、積載方法の不備などにより生じた損害
    • ④高さ制限に気づかずに走行し、レンタカーおよび積載したレンタル商品に生じた損害
    • ⑤ブーム、アウトリガーなどの未格納により生じた損害
    • ⑥度重なる破損などを連絡なく放置して使用した場合の損害
    • など
  • ( 4 )使用者が所有・使用・管理する財物(リース・レンタルなどの受託物を含む)により生じた損害
  • ( 5 )詐欺、横領などによる損害
  • ( 6 )警察への届出がない、または警察に受理されない盗難
  • ( 7 )部品のみの単独損害および盗難(本体から取り外している間の部品、付属品などを含む)
  • ( 8 )保管管理上の不備により生じた損害および盗難
    • ①路上へ長時間駐車したり、鍵をさしたまま現場を離れたりしたことにより生じた損害および盗難(いたずら含む)
    • ②未施錠または囲いのない屋外でバリケードなどの措置を取らずに、第三者が容易に出入りできる状況で被った損害および盗難
    • ③車両・機械の鍵の保管管理が杜撰なことにより生じた損害および盗難
    • 例)誰でも容易に立ち入り、鍵を持ち出せる状況にある場合など
    • 例)夜間・休日、無人になる現場事務所へ車両・重機の鍵を保管していたことにより生じた損害および盗難
    • ④置き忘れ、紛失などにかかわる損害および盗難
    • など
  • ( 9 )予め損害が予測できる現場および作業での損害
    • ①解体工事
    • ②トンネル工事
    • ③地下工事
    • ④採石工事
    • ⑤船上作業
    • ⑥塗装作業
    • ⑦水中作業
    • ⑧沼地での作業
    • ⑨離島や海岸沿いでの作業
    • など
  • (10)作業で当然考えられる処置を取らずに引き起こされた汚損および損害
    • ①合材の付着
    • ②生コン・モルタルの付着
    • ③吹き付け作業による塗料の付着
    • ④溶接火花による付着
    • など
  • (11)メーカーが発行する「取扱説明書」に記載の取扱い方法および各種禁止事項などを遵守しなかったために生じた損害
    • ①メーカーが指定する油脂(燃料やエンジンオイルなど)の種類および混合比を間違えた事による、エンジンの焼き付きの損害
    • ②オイル点検の不備やオーバーヒートによるエンジン焼き付き
    • ③ブームやアームなど作業機の自然降下による損害
    • ④尿素SCRシステムなど排気ガス浄化装置の取扱い不備および給水間違いにより生じた損害
    • ⑤安全装置(リミッター装置、解体用フロントガードなど)の解除・取り外し作業を行ったことにより生じた損害
    • ⑥バケットでの杭打ち作業など、用途外使用により生じた損害
    • など
  • (12)クレーン作業に関わる法令上の違反および能力を超えた作業により生じた損害
    • ①クレーン仕様ではないバックホーで、労働安全衛生規則等に規定された吊り荷作業以外のクレーン作業を行ったことによる損害
    • ②クレーンを横引きや、引き抜き作業など「クレーン等安全規則」などの法令で定められている事項に違反して使用したために生じたクレーンの損害
    • ③クレーン作業中に起きた横転による損害
    • ④吊り上げ荷重オーバーにより、アームを破損させた損害
    • など
  • (13)当社の承諾なく装備等を取り外し・取り付け、または指定修理工場外で修理した場合の損害
    • ①当社の標準装備(キャノピー、サイドカッター、灰皿、ドライブレコーダー、ETC車載器など)を無断で取り外したことによる部品の紛失および損害
    • ②レンタル商品に新たな装置(特殊なアタッチメントや当社が認めない部品や装置)が取り付けられたことに起因して生じた故障や損害
    • ③当社の指定する修理工場以外で修理したことにより生じる損害、また、その修理が原因で発生した故障や損害
    • など
  • (14)登録ナンバー付きレンタル商品における以下の損害
    • ①トランスミッション(変速機)やクラッチ滑り、タイヤバースト、パンクによる損害
    • ②サイドブレーキ・駐車ブレーキの引忘れ、または引きが甘いことにより無人で車両が逸走して衝突した場合の損害
    • ③散水車、吸引車、ローラなどの排水し忘れによる凍結が原因で生じた損害
    • ④ダンプなど、PTOスイッチを入れたままの走行により生じた損害
    • ⑤当社が指定するクレーン車用ハンドルロックを使用せずに生じた盗難(盗難未遂による損害含む)
    • など
  • (15)当社のレンタル約款に違反した場合
  • (16)当社が加入する引受保険会社の保険約款で規定する免責事項に該当する損害

内容は予告なく変更する場合がございます。詳細は最寄りの営業所へお問合せください。各営業所の電話番号は事業所一覧ページからご覧ください。

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改定・施行日 2020年12月1日